赤ちゃん、小さい人のお手当て(クラニオセイクラルセラピー)のこと。

以前、FBノートに書いたものですが、
こちらにも転載しますね。
赤ちゃんや小さい人のお手当ては大変なこともあるけれど、
幸せな気持ちを沢山頂きます。
全ての赤ちゃんが生まれときに、クラニオを受けられたら良いのになあと思います。
私は医療者ではないので、生まれたての赤ちゃんにお手当てする機会はたま~にしかないのだけれど、仲間の助産師さん達は着々と結果を出している。
そこからのリレーで、ちょっと大きくなった赤ちゃんや小さい人へのお手当てを
引き付いでいけるように、ますますまだまだ頑張ろうと思います。
 
 
 

「実は赤ちゃんが一番歪んでいるんですね」
最近、クラニオセイクラルセラピーの師匠が良く使う表現。
聞いたお母さんが目をまあるくして
「はっ?」と聞きなおす。
そうだよね、肌はコラーゲンたっぷりでぷるぷるで、
しわもなくぴかぴか
目は黒目がちで濁りがない
湯気が出るくらい新鮮な赤ちゃん。
それが「歪んでる」と言われてしまってはね~。

お母さんの胎内にいる時、

赤ちゃんは身体を折り曲げて過ごしている。
そして、生まれてくる時は子宮収縮でむぎゅうううん、むぎゅうううんと身体を押されたり
ちょっと狭いところで止まってしまったり、
そこから、身体をねじって先へ進んだり。
大きな頭が産道を通り、子宮口から出てくるためには
頭蓋骨の骨を重ねあわせて頭を小さくして出てくる。
それもぎゅううっと。

「つるん」と出てきた赤ちゃんでも
3、4時間はむぎゅううううんを繰り返しているし、
初産の場合はもっと長い間
押されたり、ねじれたり、待てだったりの繰り返し。

だから、どの赤ちゃんも
多かれ少なかれの歪みを持って生まれてくる。
では、帝王切開なら
むぎゅううんも無いから、歪みはない?
それはやっぱり違う。
羊水の中でぷかぷかと浮かんでいた優しい環境から
いきなり、重力のある世界へ。
やっぱり、身体に負担はかかるだろう。

でも、心配しないで。
赤ちゃん達は手足ばたばた動かしたり、
おっぱいを飲んだりすることで
その歪みを自分で整えていく。人間の体は良くできている、なんてシステマチック。

ただ、その歪みが大きいと
自分自身の力では取りきれなくて、残ってしまう。
そして、それが気持ち悪くて
眠りが浅かったり
うまくおっぱいが飲めなかったり
反りが強かったりする一つの要因かもしれないと私たちは考えています。

私が考えている「歪み」は
(歪みという言葉はとても怖い感じがしますよね。もう少し、適切な言葉があると良いのだけれど)
レントゲンを撮ったら映るとか、
整形外科のお医者様に指摘されるとか
治療を受けなくてはいけないとか、ボキボキと整えなくてはいけないとかではなく、
ちょっとした、そう、本当に小さな小さなズレのようなもの。
例えば靴の中に入ってしまった小さな小さな石のようなもの。
例えば洋服の小さなタグのようなもの。
石が入っていても、歩けるけれど、何だか変。ちょっと気になる。
タグが付いていても気にならないと言えば気にならないけれど
何だか背中がちょっとむずむず。
だから、生きていく上で
重大な欠陥ではない。
でも、ちょっとの不具合でスムーズにいかないこともある。
ご機嫌がわるかったり 
泣いていることが多かったり
なかなか寝てくれなかったり。

お医者様に聞いても
「気にしすぎ」と言われてしまう。
「そのうち治るから。」なんて言われてしまうけれど。
お母さんにとっては、とても大変なこと。

育児は我慢するものと思われがち。
周りはみんな頑張っている。昔から皆頑張ってきたなどなど。

私たちが「お手当て」と呼んでいる「クラニオセイクラルセラピー」は
赤ちゃんの身体に優しく触れて(抱っこしているだけの時もある)、
緊張や固さを緩めていく。そうすると、赤ちゃん自身が歪みを手放そうと動き出す。
私たちがするのはちょっとしたお手伝い。

歪みが手放すことで赤ちゃんの身体は楽になっていく。
そして、お母さんが「育てにくいのかな」と思っていた部分に
変化が現れる。

日、赤ちゃんや小さい人達に接しているお母さんが気になることへの
対処法はいろいろあるけれど、
クラニオセイクラルセラピーも
早期改善のための方法になると私は信じて、日々、お手当てさせてもらっています。



~最近、お手当したケース~
赤ちゃんの反り返りがつよい、抱っこがしにくい、強い向き癖、吐き癖、強い泣き
ころびやすい、おねしょ、歯ぎしり、眠りが浅い、便秘、
左右のおっぱいの飲み方が違う、頭の形が気になる
風邪をひきやすい、中耳炎になりやすい など
 


~追伸~
赤ちゃんのお手当はとても時間がかかります。
ご機嫌を見ながらお母さんに授乳してもらったり
抱っこしてもらったり
時には私が抱っこしたまま、1時間ほどお手当をすることもあります。
ごろんと横になってのお手当だけじゃなくて
その子にあわせて、行います。
スリングで抱っこしたり、おんぶしてもらったりも。
のんびりとゆっくりと。
その方がきっと身体もびっくりしないで
変わって行けると思っています。
ジェットコースターに乗っているような変化は小さな身体には負担が大きいです。